わたしのひとり親ライフ

仕事と子育ての合間に、ふと立ち止まる私の心のモヤモヤ

Tags: ひとり親, シングルマザー, 子育て, 心のケア, 疲労, 共感, 悩み

毎日がジェットコースター

慌ただしい朝を送り出し、職場へ向かう道のり。パートの仕事を終えて、息つく間もなくスーパーへ寄り、急いで夕食の準備に取り掛かります。子供が中学生になり、手がかからなくなった部分も確かにありますが、部活や塾、友人との関係など、また違った心配事やコミュニケーションの難しさが出てきました。

一日が終わって、子供が自分の部屋に入ったり、寝息を立てたりするのを見届けると、ようやく自分だけの時間です。でも、そこからまた家事が待っていたり、疲れてしまって何もできなかったり。

ふと立ち止まる瞬間のモヤモヤ

そんな目まぐるしい毎日の合間に、ふと立ち止まる瞬間があります。 仕事中、少し手が空いた時。信号待ちの車の中。夕食の支度で野菜を切っている時。

「このままで大丈夫かな」

そんな漠然とした思いが、心の中をよぎることがあります。 子供の将来のこと。自分の今後のこと。今、ちゃんとできているのだろうか。もっとこうすべきなのではないか。

でも、誰に相談すれば良いのか分かりません。同じシングルペアレントの友人に話せば、きっと分かってくれる部分もあると思いますが、みんな自分の生活で精一杯です。これ以上負担をかけたくないという気持ちもあります。実家の親に心配をかけるのも申し訳ないですし、元パートナーには、もうあまり連絡したくありません。

結局、心の奥にしまってしまうこのモヤモヤ。 言葉にならない小さな不安や、「これで良いのかな」という自問自答。

孤独と「あるある」の狭間で

一人で抱え込んでいると、自分が何か間違っているのではないか、もっと上手くやっている人がいるのではないか、と落ち込むこともあります。SNSでキラキラした家庭を見るたびに、少し心がざわつくことも正直あります。

でも、きっと、他のひとり親さんも同じように感じている瞬間があるのではないでしょうか。 毎日をこなすことで精一杯で、自分の心の声に耳を傾ける余裕がない。 ふと立ち止まった時に感じる、この言語化できない感情。

このモヤモヤは、一人で子育てや生活を担っているからこそ生まれるものかもしれません。 誰かに頼りたくても、現実的には難しかったり、頼る場所が分からなかったり。 全てを自分で決め、責任を持たなければならない状況で、不安を感じるのは当たり前のことなのでしょう。

完璧じゃなくて良い、と自分に言い聞かせる

このモヤモヤを完全に消し去ることは難しいかもしれません。 でも、この気持ちを「私だけが抱えている特別な問題」だと思わないことが大切だと感じるようになりました。

これは、一生懸命生きている証拠なのだと。 仕事も子育ても、手探りで頑張っているからこそ生まれる、自然な感情なのだと。

誰かと比べるのではなく、昨日の自分より少しでも前に進めていたら、それだけで十分ではないでしょうか。 夕食がお惣菜でも、部屋が少し散らかっていても、子供とゆっくり話す時間が取れなくても。 完璧な母親である必要は、どこにもないのですから。

このモヤモヤを抱えながらも、今日のやるべきことを一つずつこなしていく。 それが、私たちシングルペアレントの日常なのかもしれません。

もし、この記事を読んでくださっているあなたが、同じようなモヤモヤを抱えているなら、あなたは一人ではありません。 この広い空の下、同じように頑張っている誰かが、きっといるはずです。 そして、そのモヤモヤは、あなたが真剣に生きている証拠なのです。

今日は、少しだけ自分を労ってあげてください。 温かい飲み物を飲む時間。好きな音楽を聴く数分間。 その小さな時間こそが、明日へ踏み出す力になるのだと思います。