わたしのひとり親ライフ

バタバタな毎日、私の小さな「ご褒美時間」

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終わりなきタスクと時間泥棒

毎日、目が覚めてから眠りにつくまで、まるでノンストップで駆け抜けているような感覚です。朝は子どもを起こし、朝食を準備し、自分も身支度を整え、学校や仕事へと送り出します。パートから帰れば、待っているのは夕食の準備、子どもの宿題チェック、洗濯、掃除。あれこれとこなしているうちに、あっという間に夜になり、子どもを寝かしつける頃には、もうへとへとです。

特に子どもが中学生になってからは、反抗期というほどではないにしても、親子のコミュニケーションの取り方が難しくなったと感じています。話しかけてもそっけない返事が返ってきたり、自分の部屋に閉じこもることが増えたり。これも成長だと頭では理解しているつもりですが、どこか寂しさを感じたり、きちんと関われているのか不安になったりすることもあります。

そうして子どものことに気を使い、家事や仕事に追われていると、「あ、今日も自分のために使える時間はほとんどなかったな」と気づくのです。読書をしたり、好きなドラマを見たり、ただぼーっとする時間すら、なかなか持てないのが現実です。

たとえ数分でも、自分だけの「ご褒美時間」

そんな忙しない日々の中でも、ほんの少しだけでも自分を労わる時間を持つことが、心の健康のためには本当に大切だと感じるようになりました。もちろん、まとまった時間を作るのは難しいです。だからこそ、ほんの数分でも、15分でも良いから、「自分だけのご褒美時間」を持つように意識しています。

例えば、

小さな瞬間を大切にすること

こうした「ご褒美時間」は、どれも本当に些細なことです。他の人から見れば、「たったそれだけ?」と思われるかもしれません。でも、シングルペアレントとして毎日を乗り切る私たちにとって、この数分、この小さな贅沢があるかないかで、心の余裕が全く違ってくるように感じています。

完璧な母親でいようとか、家事を全て完璧にこなそうとか、無理に頑張りすぎる必要はないのかもしれません。手抜きできるところは手抜きをして、その代わりに、自分自身が心穏やかでいられる時間、ほんの少しでも「生きててよかったな」と感じられる瞬間を大切にすること。それが、長くこの生活を続けていく上で、とても重要なことなのではないかと思っています。

他のひとり親の皆さんも、きっとそれぞれに自分を労わる工夫をされていることと思います。どんなに忙しい日々でも、自分という人間がここにいて、頑張っていることを、自分で認めて、小さなご褒美をあげていきましょう。